メイン」カテゴリ内の記事を表示しています。
音波は、「物が振動することにより、その周囲に伝わる音の波動」だ。
個人差はあるが、人間の耳に聞こえる周波数は、おおよそ20Hz~30kHz程度の可聴周波だ。
これより高い周波数の音波、つまり「人間の聴覚器官では捉えられない可聴周波より周波数の高い音波」のことを、超音波という。
逆もある。可聴周波より低い周波数の音波つまり「人間の聴覚器官では捉えられない可聴周波より周波数の低い音波」が低周波だ。
まあ、でも、この超音波の定義も、文脈やケースもあって、30kHz以下の周波数の音波でも、それが直接聞く...
続きを読む≫ 2014/12/22 00:20:51 メイン
刃物に超音波振動を与えてやると、刃物と切断する物との摩擦力が少なくなる。これによって、切れ味、切断能力が一気に向上する。一言で言えば、これが超音波カッターの原理だ。
超音波カッターの製品にもよるが、1秒間に20,000回~40,000回つまり20kHz~40kHzになっている。
超音波カッターは、通常のカッターでは、切断しにくいモノを切るのに使われる。樹脂、ゴム、不織布、これらの複合素材、フィルム製品が、超音波カッターを、通常のカッターでは切りにくいものに使う例だ。
また、切断面が重要となるもの...
続きを読む≫ 2014/12/22 00:20:51 メイン
超音波で刃先を振動させて、切断能力を向上させてやとう・・・というのが、超音波カッターの原理だ。
この超音波カッター、超音波切断機の一族には、カッターだけではなく、こんな奴がいる。

超音波ナイフに、前の記事でも書いたメス。

超音波包丁やスライサー。

そして、超音波のこぎり

いずれも超音波カッターと同じく、刃に振動を与えることで、切れ味をよくしているのだ。

残念なことだが、まだ、超音波爪きりというものは、ないようだ。メスがあるなら、できそうな気もするが、できるできないではなく、ニーズがない...
続きを読む≫ 2014/12/22 00:20:51 メイン
Taurusさんが、コラム「超音波カッター の原理と注意」について書いてくださいましたの掲載しておきましょう。(2014/5/14)

超音波カッター身近に使われている事に驚きました。記事を読む前は金属など硬い物を切る物かと思っていました。確かに市販のパンの断面は綺麗ですね。納得です。パンナイフに関しては、超音波では無い商品ですが、パンクズが出ないと売れている有名な商品があります。金額も高額でした。超音波カッターのパン切りナイフが、将来家庭用で発売されたら売れるような気がします。不織布に至っても...
続きを読む≫ 2014/12/22 00:20:51 メイン